来年開催される”2020年東京オリンピック”をみなさん楽しみに待っていると思います!
しかしその一方で、交通渋滞の対策が大きな課題になっています。
今回は、首都高速について、閉鎖はいつするのか、区間や閉鎖する理由を詳しく調べたので、見ていきたいと思います。
目次
2020年東京オリンピック・パラリンピックについて
2020年東京オリンピックの、開催期間は2020年7月24日〜8月9日までの17日間です。競技数は、史上最多の33競技・339種目で42の競技会場で開催されます。
正式名称は、「第32回オリンピック競技大会(2020/東京)」です。
2020年東京パラリンピックの開催期間は、2020年8月25日から9月6日までの12日間です。22競技540種目が21会場で実施され、史上最多の4400人のせん
正式名称は、「東京2020パラリンピック競技大会」です。
東京での開催は、1964年以来2回目になります。
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交通量の抑制テストを実施
東京大会では、選手や大会関係者、観客など合わせて約1000万人が訪れるのではないかと予想されています。そのため、大会期間中の渋滞対策として、道路交通量の抑制テストを実施します。
首都高速の交通規制日は、開会式の1年前となる7月24日(水)と、交通量が多いと見込まれる7月26日(金)の二日間です。入口が閉鎖されるほかに、11箇所の料金所で開放するレーン数を制限します。
また、混雑しやすい路線付近の入口50箇所も交通量によって閉鎖します。このテストを実施することで、都心に流出する自動車を減らす効果を検証することができます。
抑制テストで終日閉鎖する首都高速の入り口です。
大会当日の首都高速閉鎖期間は?
首都高速の閉鎖は、開会式と閉会式が行われる日です。大会関係車両などを除く、マイカーなどほぼ全ての車両を対象に、長時間の通行止めを行うとしています。
また、大会期間中は土日や祝日を含め、午前0時〜午前4時まで全線で全ての車両を対象に半額程度引き下げます。午前6時〜午後10時まではタクシーやバスなど公共交通や物流を担うトラックなどを除き、マイカーなどは東京都内で1000円程上乗せするとしています。
以前、上乗せ額は500円〜3000円程度で検討されていました。今回1000円上乗せという案には”3000円から1000円まで大きく引き下げた”という、考えがあるのではないかと思います。
大会当日の首都高速閉鎖の区間・理由は?
首都高速閉鎖の区間の詳細はまだ決まっていません。
今年7月に行われる抑制テストを試行し、首都高速の料金所閉鎖やレーン規制など交通規制を大会開催時と同じ規模で想定をして、その効果や影響を検証し今後検討するとしています。
閉鎖する理由は、大会期間中に大会関係者や観客が競技会場までスムーズに移動できるようにするためです。
大会当日の首都高速の渋滞対策
現段階で首都高速は、専用・優先レーンは見送られる方向です。
首都高速は車線が少なく、専用・優先レーンを設けると逆に渋滞が加速してしまい、大会関係車両の交通に影響が出てしまうのではないかと考えられているためです。
まとめ
首都高速の閉鎖について、まだ詳細は決まっていません。政府や東京都などは対策案をもとに、今年8月には東京オリンピック期間中の渋滞対策を決定したいとしています。
また「オリンピック前に首都高1号線を全面的に建て替える」などといった噂が飛び交ったそうです。しかし、”現段階では、大幅な改修といった予定はない”ということです。
競技をする選手はもちろん、大会関係者、応援に行く観客が大会当日スムーズに移動できるよう渋滞対策を徹底し、”2020年東京オリンピック”が良いものになればいいなと思います!