第23回電撃小説大賞にて、選考委員から圧倒的な支持を受け、大賞に輝いた「君は月夜に光り輝く」。
若手人気俳優の北村匠海さんと朝ドラで高い演技力が評価された永野芽郁さんのW主演で待望の映画化となりました。
生と死をに向き合いながら、ピュアな恋愛を描くラブストーリーに感動の嵐が止まりません。
ストーリーとともに、感想など調べてみました。
北村匠海と永野芽郁共演映画「君は月夜に光り輝く」のストーリー
引用:https://www.cinemacafe.net/article/img/2019/01/31/60051/416415.html
北村匠海さん演じる主人公の岡田卓也と永野芽郁さん演じるヒロインの渡良瀬まみず。
姉の死を受け入れることができず、投げやりな日々を送っていた卓也が、余命わずかなまみずと出会うことで、少しずつ変わっていきます。
2人は高校のクラスメイトで、まみずは「発光病」という不治の病を患い、余命わずかと宣告されています。
お見舞いに来た卓也と出会い、病院を出られないまみずは卓也に自分のしたいことを託し、代わりに実行してもらうことを約束します。
自分の死を受け入れていたまみずでしたが、卓也と出会うことで生きたいという気持ちが強くなっていきます。
やがて2人の間に絆が生まれ、それが恋に変っていきます。
思いを伝える卓也ですが、まみずの病気は進行していく・・・というストーリーです。
生きること、他人を思いやることを深く考えさせられる作品で、人の死という重い内容を10代の恋愛とともに描くラブストーリーです。
北村匠海での君は月夜に光り輝くの見所
主人公の卓也とヒロインのまみずが出会ったことで、2人にそれぞれ起きた心の変化を死というテーマを通して丁寧に描かれているところは見所の一つだと思います。
自分の死を受け入れて、覚悟をして生きてきたまみず。
卓也と出会い、生きたいという気持ちが強くなっていくのです。
「あなたのせいで、生きたくてしょうがない。」
まみずの心の叫びがとても強くせつなく伝わってきます。
一方で卓也は自殺した姉の死を受け入れられず、時間が止まったように生きてきました。
しだいに生きるよりも死ぬことに興味を抱くようになります。
まみずと出会い、恋に落ち、また大切な人を失うかもしれない現実にぶつかる卓也。
実は作者の佐野徹夜さんは、過去に友人を自殺でなくすという経験をしています。
大切な人を自殺で失う悲しみや苦しみ。
作者自身が実際に体験しているからこそ、卓也の心理描写をリアルに描いています。
もう一つの見所としては、この作品にかかわるキャストとスタッフでしょう。
監督は、第41回日本アカデミー賞優秀作品賞を受賞した、「君の膵臓を食べたい」の月川翔監督、北村匠海さんは同作で主人公の「僕」役で新人俳優賞を受賞しています。
ヒロインが余命宣告された病魔に侵され、思春期の恋愛模様とともに生と死をみつめながら、衝撃のラストを迎えるラブストーリーという共通点のある作品です。
北村匠海さんが、君は月夜に光り輝くではどのように主人公を演じるのか、月川監督がこの作品でどのような世界観を描くのか、というところも見所です。
また、キャストには今田美桜さん、甲斐翔真さんなど、注目の若手俳優が出演しています。
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君は月夜に光り輝くの感想や評判
王道のラブストーリーではあるものの、常に主人公を死が取り巻いているという設定で、2人の恋愛のその先は・・・と考えさせられます。
遊園地に行きたい、カラオケに行きたいと願いを伝えるまみずの女の子らしい言動や、恋人らしくイヤホンを片方ずつ分け合って聴くシーンなど普通の高校生の姿がさわやかに描かれていて、すんなりと作品に引き込まれていきます。
自分の死に向き合うヒロインのまみずや大切な人を亡くした経験を持つ卓也の心情はもちろんのこと、一日でも長く生きていてほしいと願うまみずの両親の気持ちなどそれぞれの思いが観ている人の心にしみ込んでいくようなストーリーになっています。
映画を観たネットでの感想をみてみましょう。
君月泣きすぎてやばい
最高だった
見てよかった#君月見たよ— あ (@codebluegakky) March 27, 2019
匠海くんとめいちゃんの演技は本当に凄かった、2人ともが自然で見て良かったなあって思いました。
自分と重なるところもあったし、色々考えさせられたし、気づかされました。自分の今の環境は恵まれてるんだって改めて気づいたからもっと頑張ろうって思えました。#君月見たよ— さきは (@FQxIyFnuS54KmMa) March 30, 2019
本当に感動しました。君膵に続いて同じ監督の作品をまた観られて監督の作品いいなと思いました!卓也くんの代行とまみずの心がリンクしてみんなの気持ちが全部わかった時に感動が生まれてると思いました。#君月見たよ
— はな (@hanadondaa) March 8, 2019
北村匠海のファンの感想
北村匠海さんのインスタグラムには映画を観たファンからのメッセージが多数寄せられています。
「今日見に行った~!!北村匠海君と永野芽郁ちゃんのすごい演技!!泣きました!これからも2人を好きでいます!」
「演技が自然すぎて感情移入しまくりでした」
「めちゃくちゃ良かったですやっぱ北村匠海がいちばん」
「公開初日に行きました😊まみずとたくやくんのやり取りにたくさんときめいて、切なくて泣きました。でも観終わったあとはあたたかい気持ちでいっぱいで良い余韻に浸れる素敵な映画でした!」
北村匠海さんの演技に対して、月川監督は
「受けの天才。『君の膵臓をたべたい』でも、繊細な目の動きや呼吸で、スクリーンで生きる芝居をしてくれていたので、今回も信頼して甘え始めたくらい、たくしていました」とコメント。
監督からも信頼されて、演技も評価されていますね。
北村匠海さんはこの作品に「目で想いを感じさせたい」という思いで撮影に臨んだそうです。
人と出会うことで変わっていった卓也を演じたことで、同じように人との出会いを通じて成長していきたいそうです。
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