世界三大スポーツイベント『ラグビーワールドカップ(WC)』
今年は開催国が日本であるためさらに注目を集めていますね!
その中でもワールドカップ後に日本でプレーすることが決まっている一方でスーパーラグビーからの引退も表明されているデービッド・ポーコック選手について調べてみました。
世界ランキング6位のオーストラリア代表として欠かせない戦力者である彼の身長体重、引退や今後、プライベートでの活動(環境・人権)についても詳しくご紹介していきたいと思います。
デービッド・ポーコックのプロフィール(身長/体重/出身地)
- 名前:デービッド ポーコック (David Pocock)
- 生年月日: 1988年4月23日
- 出身地: ジンバブエ
- 身長:187cm
- 体重:115kg
- ポジション:FL ・No.8
- 学歴:アングリカン・チャーチ・グラマースクール
オーストラリアが誇る世界有数のボールハンターとも呼ばれているデービッド・ポーコック選手は、その名の通り第3列の選手でボールがいるところに必ずと言っていいほど彼がいて、隙があれば相手のボールをジャッカルしていきます。
そんなデービッド・ポーコック選手ですが、ケガに悩まされていた時期もあり、キャリアの寿命を延ばすために2017年は長期休養を取っていました。今後日本でのプレーが決まっておりますが、どのような契約となっているのかなど詳しくみていきたいと思います。
デービッド・ポーコックの経歴と今後
【経歴】
2006年:ウェスタン・フォースでプレー
2008年:オーストラリア代表に初選出
2010年:オーストラリアの年間最優秀選手賞に選出
2013年:ブランビーズに移籍
2015年:NO8のポジションで試合最多となる4度のターンオーバーに成功
2016年:パナソニックでプレー、日本のトップリーグでも披露
2017年:長期休養
2018年:復帰したが、首の痛みや脳振とうの問題が続く
長期休養後も体の調子が戻らないデービッド・ポーコック選手は、W杯後は日本でのプレーが決まっている一方で、けがの治療に専念することを決めスーパーラグビーが残り3節となる中で同リーグからの引退を表明しました。
【今後】
オーストラリアの首都キャンベラで、母国での13年間にわたるプロ生活に終止符を打つこととなった彼ですが、「落胆している。考えていないことだった。自分の中でどうにか処理しなくてはいけないと思う」と引退に対し悔しい思いを語る一方で、「再びワラビーズのユニホームを着ることが目標なのは間違いない。それは大きな名誉であり、自分が心から望んでいることだ。けがを治して体調を万全に整えるために、あらゆる手を尽くしていくつもりだ」とも語っています。
治療に専念するための引退としており、デービッド・ポーコック自身はラグビーから離れることは望んでないようですね!
オーストラリアラグビー協会との契約は更新しないものの、ワラビーズとしてプレーする資格も残されており、メインは治療となるとは思いますが、プレー経験のある日本のトップリーグ・パナソニックへの加入も決まっています。
引退と聞いたときは残念な思いでしたが、まだまだ期待ができそうですね!
デービッド・ポーコックのプライベート(環境・人権活動/結婚)
ラグビー選手として活躍しているデービッド・ポーコック選手ですが、プライベートでは環境活動保護活動家、人権活動家としての顔も持っています。
慈善活動にも積極的で、主審地であるジンバブエの貧困層などを援助するNPOの共同設立者であり、動物の記録映画を見るのが好きだったり自然を愛する彼は、自然保護や地球温暖化などの問題を訴える活動にも積極的に参加しています。
また同性愛者の権利拡大も目指しており、彼には長く付き合っている彼女がいますが、みんなが同じようにサインできるまでは自分も結婚をしないとしていました。
現在同性愛者の結婚も認められてきたのと同時に2018年パートナーであるエマ・パランドリと籍を入れました。そして結婚式をあげるのですが、それも彼らしく自然の中でドレスを着るわけでもなく、シンプルな結婚式をしており話題となりました。
自分の信念をしっかりと貫く姿はとても凄いことですよね!
まとめ
今回はオーストラリア代表のデービッド・ポーコック選手についてご紹介させていただきました。
ケガや体の不調から思うようにプレイできていない彼ではありますが、ワールドカップ後はしっかりと休養をとってもらいまた活躍してくれることを期待したいですね!