こんにちは!
茨城県で悪ふざけをして同僚を傷害致死してしまった事件がありました。
龍ヶ崎市の会社の職場で、でんぶ(お尻)からエアーコンプレッサーで体内に空気を入れてしまい、同僚がなくなってしまったということです。
痛ましい事件ですが、なぜ、体内に空気をいれただけなのに、なくなってしまう(致死する)のか理由や危険性、そして関連情報をまとめます。
過去に同様な事件がありました
埼玉県の産業廃棄物処理会社で、44歳の男性の肛門にエアコンプレッサーで空気を入れて、致死させた事件がありました。
2017年の去年のことです。
同僚の男性二人と男性は、休憩中に、お互いの服についたホコリを落としていました。
悪ふざけに発展してしまい、二人の男性が、男性を押さえつけて、肛門から空気を入れてしまいました。
その後、入れられた男性は調子が悪くなり、救急車で運ばれましたが、なくなってしまいました。
今回茨城の事件とまったく同じ事件なのです。
毎日使う、仕事場での工具の危険性や、違う用途で使用した際の危険性について、無知でした。
今回の事件はまったく昨年の事件の情報共有がなされていなくて、なされていれば、亡くならなかったと思うととても残念です。
コンプレッサーとは?
エアコンプレッサーとは、おそらくみなさんは、みたことがあると思います。
握り手をもつと、空気が勢いよく出てくるあれです。
空気を圧縮して、様々な用途に使われています。
例えば、ホコリをおとす、狭いところのゴミを取り除く、水分を飛ばす、機械につけて機械の動作を増強する。
かなり一般的になっています。
圧縮された空気の圧力は、1メガー4メガになるなど、かなり強力です。
細い管をとおって、勢いよく空気がでるので、目に直接当てたりなんかしたら、眼球がやられてしまいます。
でも、普通に使われていますし、ましてや日常で仕事で使っていたら、危険性に対してかなり認識が甘くなってしまいますね。
ましてや、以前テレビ番組で悪ふざけをしていたことことがありました。
出演者の体内に空気をいれて、オナラを出させる番組です。
おならを出す行為が滑稽になるので、出演者たちはかなりはしゃいでいました。
もちろん、たくさんの目があっての中での、行為ですので、度がすぎてもその制御は聞いていたと思いますが、面白おかしく放送されていましたので、見ていた人は普通に笑ってしまうものでした。
その記憶もあるので、見た人は同じような状況にそうぐうしてしまうと、やってしまうという助長させる番組だったと、今思うと記憶しています。
番組をみていなくても、悪ふざけの延長でやってしまうほど、コンプレッサーは身近なものです。
体内(消化管、大腸、小腸、肺)に空気がはいるととどうなるのか?
肛門から空気をいれてしまうと、どうなるのでしょうか?
肛門から上に行くと、大腸、小腸、胃と繋がっています。
これらの消化管は、風船のようなやわらかーい組織です。
食べたものが増えたり減ったりしても、上手に対応できるように柔軟性があります。
しかし、かなりデリケートで、ちょっとの刺激でも調子が悪くなる器官でもあります。
たとえば、大腸、水分がおおくなりすぎると、下痢になりますよね。
盲腸になると、はやく処置しないとなくなってしまいますよね。
また、内部の粘膜はしょっちゅう、剥がれ落ちていて、常にターンオーバー(生まれ変わり)をしています。
強い刺激がはいってしまうと、その細胞たちも必要以上にはがれたり、場合によっては、腸管が破れたりします。
今回の事件はおそらく腸管のどこかがやぶれたと思います。
それだけでも、内臓に水分がたまりますし、正直小腸は第二の脳を司っています。
また、今回の事件は、肺に空気が入ってしまったとのことです。
ごぞんじですか?消化管は普通消化管だけでお尻から口までは通関していて、肺とかには直接的には通じていないんですよ。
なのに、肺に入ってしまったということは、大腸とか小腸とかが破けて、突き破って、さらには、横隔膜まで破れてしまい、ハイに入っているのです。
相当な量の空気と強さでお尻からいれないとこうなりません。
本当に昨年に起きた事故のことを知って入れば、こんなことにはならなかったのに、残念で仕方がありません。
悪ふざけをして終わった後、周りの人は、あああ面白かったとなっていたと思います。
でも、本人はなんだか調子がわるくなっており、気づくのがおそくなりやすいです。
そうしたときに、時間の経過とともに、調子がわるくなるのが進み、今回の事件にいたりました。
人間の腸管はかなりデリケートです。
その認識をもって、生活しましょう。悪ふざけのかんちょうも絶対やめてくださいね。
また、エアーコンプレッサーも扱いも気をつけてください。
今回の事件はひろく世間に知れ渡り、そして、2度と起きないようにしてください。
シェアをおねがします。
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